前回はセル・行・列などの基本用語を学びました。今回は実際にデータを入力する方法を解説します。
スプレッドシートでは文字・数字・日付の3種類のデータをよく使います。実はこの3つ、入力方法や扱い方が少しずつ違います。間違えると関数が正しく動かないこともあるので、今のうちにしっかり理解しておきましょう。
文字データの入力
選手名・ポジション・打席結果の記号など、計算に使わないデータは「文字」として入力します。
📝 文字データの特徴
- セルに入力するとデフォルトで左寄りに表示される
- そのままでは足し算・割り算などの計算に使えない
- COUNTIFで「この文字を含むセルを数える」という使い方をする
✅ 成績管理表での文字データ例
- 選手名:「田中」「鈴木」「山田」
- 打席結果:「三安」「遊ゴ」「中2」「三振」
- ポジション:「投手」「捕手」「一塁手」
数字データの入力
打数・安打数・打点など、計算に使うデータは「数字」として入力します。
📝 数字データの特徴
- セルに入力するとデフォルトで右寄りに表示される
- 足し算・割り算などの計算に使える
- 左寄りになっている場合は文字として認識されている可能性がある
⚠️ よくある失敗:数字なのに文字として入力してしまう
「3」と入力したつもりが、全角の「3」で入力されていることがあります。全角数字は文字として認識されるため、計算や関数が正しく動きません。数字は必ず半角で入力しましょう。
日付データの入力
試合日など、日付は専用の形式で入力します。正しく入力することで、日付順の並び替えや期間での絞り込みが正確にできます。
推奨入力形式
2026/5/11 または 2026-05-11
スプレッドシートが日付として認識してくれる形式です。入力後にセルの表示が変わる場合がありますが、データとしては正しく保存されています。
NG入力形式
5月11日・5/11・20260511
文字として認識されてしまい、日付の計算や並び替えが正しくできなくなります。
📝 Googleフォームを使えば日付入力は自動
この連載では試合日の入力をGoogleフォームで行います。フォームの「日付」形式の質問を使えば、自動的に正しい日付形式でスプレッドシートに記録されます。手入力での日付ミスを心配する必要はありません。
3種類のデータを見分けるコツ
入力したデータが正しく認識されているか、セルの表示で確認できます。
| データの種類 | セル内の表示位置 | 例 |
|---|---|---|
| 文字 | 左寄り | 田中・三安・遊ゴ |
| 数字 | 右寄り | 3・15・0.350 |
| 日付 | 右寄り | 2026/05/11 |
⚠️ 数字が左寄りになっていたら要注意
打数や安打数を入力したのにセルが左寄り表示になっている場合、文字として認識されています。そのままでは打率の計算ができません。全角数字が混じっていないか確認して、半角で入力し直しましょう。
実際に3種類を入力してみよう
理解を深めるために、実際にスプレッドシートで試してみましょう。
練習①
A1に「田中」と入力する → 左寄りになればOK(文字として認識)
練習②
B1に「3」と半角で入力する → 右寄りになればOK(数字として認識)
練習③
C1に「2026/5/11」と入力する → 右寄りで日付表示になればOK(日付として認識)
この記事のまとめ
✅ まとめ
- 文字・数字・日付の3種類のデータがある
- 文字は左寄り、数字・日付は右寄りで表示される
- 数字は必ず半角で入力する
- 日付は「2026/5/11」形式で入力する
- フォームを使えば日付の入力ミスは自動的に防げる
次回予告
データの入力方法がわかったところで、次回は「Googleフォームを開いてみよう」。スプレッドシートへの直接入力ではなく、フォームを使って入力する仕組みを作り始めます。
▶︎ 次回:【第6回】Googleフォームを開いてみよう


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