第19回 打席結果の選択肢:アウト系の記号まとめ

前回はヒット系の記号を詳しく解説しました。今回はアウト系の記号についてまとめます。

アウト系の記号はヒット系と違い「特定のキーワードを含める」設計は不要です。ただし打数のカウントロジックを理解しておく必要があります。この記事でしっかり理解しておきましょう。

アウト系記号の設計思想

アウト系の記号は「打数にカウントされる」という共通点があります。COUNTIFでの処理方法はヒット系と逆で、「除外リストに含まれないものを打数としてカウントする」という考え方を使います。

📝 打数の計算ロジック

打数 = 打席数 − (四球 + 死球 + 犠打 + 犠飛 + 打なし)
つまりアウト系の記号は「除外しない」ため、打数に自動的にカウントされます。アウト系に特別なキーワードを含める必要はありません。

ゴロ系の記号一覧

ゴロは「どの守備位置へのゴロか」を守備位置の略称+「ゴ」で表します。

記号 意味 使用頻度
遊ゴ遊撃手(ショート)ゴロ
三ゴ三塁手(サード)ゴロ
二ゴ二塁手(セカンド)ゴロ
一ゴ一塁手(ファースト)ゴロ
投ゴ投手(ピッチャー)ゴロ
捕ゴ捕手(キャッチャー)ゴロ
⚠️ 「三ゴ」と「三安」の混同に再度注意

「三ゴ」はアウト(打数にカウント・安打なし)、「三安」はヒット(打数にカウント・安打あり)です。入力者が混同しないよう、フォームの説明文や入力マニュアルで周知しておきましょう。

フライ系の記号一覧

フライは「どの外野手へのフライか」を方向+「飛」で表します。内野フライは「内飛」で統一します。

記号 意味 使用頻度
左飛レフトフライ
中飛センターフライ
右飛ライトフライ
内飛内野フライ(ポップフライ)
ライナー(直球でアウト)
📝 「左飛」と「左安」の区別

「左飛(レフトフライ)」はアウト、「左安(レフト前安打)」はヒットです。「飛」と「安」の違いで区別されるため、COUNTIFでも正しく識別されます。「安」を含まない「左飛」は安打としてカウントされません。

三振系の記号一覧

三振は「空振り三振」と「見逃し三振」を区別して記録します。どちらも打数にカウントされます。

記号 意味 備考
空三振空振り三振スイングしてのアウト
見三振見逃し三振見逃してのアウト
📝 三振を2種類に分ける理由

「空三振」「見三振」とすることで、どちらも「三振」というキーワードを含むため、*三振*という条件で一括カウントが可能です。また奪三振数を集計するときに投手側のシートでも同じ条件が使えます。

その他のアウト系記号

記号 意味 打数 備考
併殺ダブルプレー(ゲッツー)あり打数にカウント・安打なし

アウト系記号の全体まとめ

カテゴリ 記号一覧 打数 安打
ゴロ系遊ゴ・三ゴ・二ゴ・一ゴ・投ゴ・捕ゴ
フライ系左飛・中飛・右飛・内飛・直
三振系空三振・見三振
その他併殺
✅ この記事のまとめ
  • アウト系はすべて打数にカウントされる
  • ゴロ系:遊ゴ・三ゴ・二ゴ・一ゴ・投ゴ・捕ゴ
  • フライ系:左飛・中飛・右飛・内飛・直
  • 三振系:空三振・見三振(どちらも「三振」を含むため*三振*で一括カウント可)
  • アウト系には特別なキーワードは不要、除外リストに含まれないものが打数になる
  • 「三ゴ」と「三安」の混同に注意する

次回予告

次回は「打席結果の選択肢:特殊ケースの記号まとめ」。四球・死球・犠打・犠飛・敵失・野選など、打数の扱いが特殊なケースを解説します。この部分が打率計算の正確さに直結するので、しっかり理解しておきましょう。

▶︎ 次回:【第20回】打席結果の選択肢:特殊ケースの記号まとめ

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