第25回 チーム成績フォームを作ろう

フォーム・シート作成

野手フォームと投手フォーム、これで個人成績の入り口は揃いました。今回はいよいよチーム成績フォームの作成に取りかかります。

チーム成績フォームは、試合ごとの勝敗・得点・失点を記録するためのフォームです。野手・投手フォームが選手ごとに何件も入力するのに対し、こちらは1試合につき1回だけの入力で完結します。シンプルですが、チーム全体の勝率や得点・失点を自動集計するための大切な土台になります。

チーム成績フォームの役割

チーム成績フォームに入力されたデータは「フォームの回答(チーム成績)」シートに記録され、チームシート側で次のような集計に使われます。

集計される項目 使われるデータ
試合数・勝数・負数・引分数勝敗結果
勝率勝数・負数
チーム総得点・総失点得点・失点
規定打席の自動計算試合数(勝敗に関わらず)
📝 規定打席の計算にも使う

この成績管理表では、規定打席を「試合数×1.8」で計算しています。つまりチーム成績フォームで試合数をきちんと記録しておくだけで、規定打席の基準も自動的に更新され、打率ランキングへの表示条件まで連動して変わっていきます。

チーム成績フォームに必要な項目一覧

項目名 質問形式 必須 備考
試合日日付他フォームと同じ形式
〇試合目プルダウン1試合目・2試合目・3試合目
対戦相手記述式相手チーム名を自由入力
試合結果プルダウン勝ち・負け・引分
得点記述式(数値)自チームの得点
失点記述式(数値)相手チームの得点
イニング数プルダウン7回・9回・延長など
試合メモ記述式(長文)任意コメント・特記事項など

各項目の設定手順

① 試合日・〇試合目

ここは野手フォーム・投手フォームとまったく同じ設定でOKです。試合日は「日付」形式、〇試合目は「プルダウン」で「1試合目」「2試合目」「3試合目」を用意しておきましょう。

② 対戦相手

📝 対戦相手は記述式にする理由

相手チームは毎試合変わるので、プルダウンではなく記述式(自由入力)にします。ただしその分、表記ゆれが起きやすいのが悩みどころです。「やすだ内科クリニック」「ヤスダ内科」のように微妙に違う書き方が混ざらないよう、あらかじめチーム内で表記のルールを決めておくと安心です。

③ 試合結果

プルダウンで「勝ち」「負け」「引分」の3択を用意します。

⚠️ 「コールド勝ち」「没収試合」の扱い

コールド勝ちや没収試合も、結果としては「勝ち」または「負け」に振り分けて記録します。その上で、試合の事情や経緯は「試合メモ」欄に書き添える運用にすると、フォームがシンプルなまま保てます。

④ 得点・失点

記述式(数値)で設定します。「回答の検証」で「数値・0以上」の制限をかけ、必須をONにしておきましょう。

⑤ イニング数

プルダウンで、以下のような選択肢を用意します。

選択肢 意味
7回7イニング制の試合
9回9イニング制の試合
延長10回10回まで延長した試合
延長11回11回まで延長した試合
コールドコールドゲームで終了
その他上記以外のイニング数

⑥ 試合メモ

記述式(段落)で設定します。必須はOFFにしておきます。試合の特記事項やMVP、反省点などを、気づいたときに自由に書き残せる欄です。

スプレッドシートとの連携

フォームの「回答」タブ → スプレッドシートアイコンをクリック
「既存のスプレッドシートを選択」→ 成績管理表を選択
自動作成されたシートのタブ名を「フォームの回答(チーム成績)」に変更する

3つのフォームが揃った!

これで野手・投手・チーム成績、3つのフォームがすべて完成しました。

フォーム名 入力タイミング 入力者
野手成績入力フォーム試合後・選手ごとに各選手自身
投手成績入力フォーム試合後・登板投手ごとに管理者または投手本人
チーム成績入力フォーム試合後・1試合につき1回管理者
✅ この記事のまとめ
  • チーム成績フォームは1試合につき1回入力する
  • 記録項目は試合日・〇試合目・対戦相手・試合結果・得点・失点・イニング数・試合メモ
  • 対戦相手は記述式・試合結果はプルダウンで設定する
  • チームシートの勝率・得点・規定打席の計算に使われる
  • 3つのフォームがすべて揃いフォーム作成フェーズ完了

次回予告

フォームの中身が整ったら、次に気になるのは「使い勝手」です。次回は「フォームをスマホから入力しやすくする工夫」について解説します。試合後、ベンチでスマホからサッと入力できるよう、フォームのデザインや設定を最適化する方法を見ていきましょう。

▶︎ 次回:【第26回】フォームをスマホから入力しやすくする工夫

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