第18回 打席結果の選択肢:ヒット系の記号まとめ

フォーム・シート作成

前回は、打席結果の選択肢を作るときの全体的な設計方針と登録手順をお伝えしました。今回はその中でもヒット系の記号にぐっと絞り込んで、もう一段詳しく見ていきましょう。

ヒット系の記号設計は、COUNTIFによる成績集計を支える土台の部分です。「なぜこの記号にするのか」という理由を先に理解しておくと、あとで自分なりにカスタマイズしたくなったときにも迷わずに済みます。

ヒット系記号の設計思想

例えばこんな管理表があったとして、ヒット系の記号には共通のキーワードを含めておくことで、COUNTIFによる一括集計ができるようにします。

安打の種類 含めるキーワード COUNTIFの条件
単打(一塁打)*安*
二塁打2*2*
三塁打3*3*
本塁打*本*
✅ 安打の総数はこの4つの合計

年間シートでの安打数は、「安を含む」「2を含む」「3を含む」「本を含む」の4つを足し合わせて求めます。逆に言えば、ヒット系の記号にはこれらのキーワードが必ず含まれている必要があるということです。

単打系の記号一覧

単打は「どこへの安打か」を方向で区別します。どの記号も「安」という文字を含めるのがルールです。

記号 意味 使用頻度
左安レフト前安打・レフト線安打
中安センター前安打
右安ライト前安打・ライト線安打
三安三塁線安打・三遊間安打
一安一二塁間安打
📝 「三安」と「三ゴ」を間違えないために

「三安(三塁線安打)」と「三ゴ(三塁手ゴロ)」は、どちらも先頭が「三」という同じ文字から始まります。入力する人が混同しないよう、フォームの説明文に「三安=ヒット、三ゴ=アウト」と一言添えておくと親切です。

二塁打系の記号一覧

二塁打も単打と同じく「どこへの二塁打か」を方向で区別します。どの記号も「2」という文字を含めます。

記号 意味
左2レフトへの二塁打
中2センターへの二塁打
右2ライトへの二塁打
⚠️ 「〇試合目」の選択肢「2試合目」との混同に注意

COUNTIFで「2を含む」という条件を使うと、もし同じシートに「2試合目」というデータが混ざっていた場合、それも一緒にカウントされてしまう恐れがあります。打席結果とそれ以外のデータは、必ず別の列・別のシートに分けて管理しましょう。そうすれば、この問題は起こりません。とはいえ、こうした落とし穴があることは知識として覚えておくと安心です。

三塁打系の記号一覧

三塁打は出現する頻度こそ低めですが、きちんと記録しておくことで塁打数の計算が正確になります。どの記号も「3」という文字を含めます。

記号 意味
左3レフトへの三塁打
中3センターへの三塁打
右3ライトへの三塁打

本塁打系の記号一覧

本塁打はチームの雰囲気を一気に盛り上げてくれる、記録のしがいがある一打です。どの記号も「本」という文字を含めます。

記号 意味
左本レフトへの本塁打
中本センターへの本塁打
右本ライトへの本塁打

ヒット系記号の全体まとめ

安打の種類 記号一覧 塁打数への換算
単打左安・中安・右安・三安・一安×1
二塁打左2・中2・右2×2
三塁打左3・中3・右3×3
本塁打左本・中本・右本×4
✅ この記事のまとめ
  • 単打系は「安」を含む記号(左安・中安・右安・三安・一安)
  • 二塁打系は「2」を含む記号(左2・中2・右2)
  • 三塁打系は「3」を含む記号(左3・中3・右3)
  • 本塁打系は「本」を含む記号(左本・中本・右本)
  • 安打の総数は、この4種類を合計してカウントする
  • 塁打数は、単打×1・二塁打×2・三塁打×3・本塁打×4で計算する

次回予告

次回のテーマは「打席結果の選択肢:アウト系の記号まとめ」です。ゴロ・フライ・三振といったアウト系の記号を、COUNTIFでどう扱うのかを解説していきます。アウト系は打数にカウントされる点が、ヒット系との大きな違いです。次回もぜひチェックしてみてください。

▶︎ 次回:【第19回】打席結果の選択肢:アウト系の記号まとめ

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