前回は別チームへの展開方法を解説しました。今回は日々の運用をもっと楽にするための工夫です。
試合後に野手・投手・チーム成績の3つのフォームを入力するのは毎試合のルーティンです。毎回ブラウザを開いて検索してフォームを探して……という手間をなくすために、3つのフォームをスマホのホーム画面にショートカットとして追加しましょう。アプリのアイコンと同じ感覚でワンタップでフォームが開けるようになります。
ホーム画面ショートカットを作るメリット
| ショートカットなし | ショートカットあり |
|---|---|
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特にチームメンバー全員に入力してもらう場合、「フォームへのアクセスが面倒で入力を忘れてしまった」という事態を防ぐ効果も期待できます。ホーム画面に並んでいれば目に入るたびにリマインドになります。
フォームのURLを確認する
ショートカットを作る前に、3つのフォームのURLを確認・メモしておきます。
Googleドライブから野手フォームを開き、編集画面の右上にある「目のアイコン」(プレビュー)または「送信」ボタンをクリックします。
「送信」ボタンをクリックし、表示されるダイアログの「リンク」タブ(鎖のアイコン)に回答者用のURLが表示されます。これをコピーします。URLは https://forms.gle/ または https://docs.google.com/forms/d/e/…/viewform の形式です。投手フォーム・チーム成績フォームも同様にURLを取得します。
Googleフォームには「編集用URL」(自分がフォームの質問を編集するためのURL)と「回答用URL」(回答者が入力するためのURL)の2種類があります。
ショートカットに登録するのは回答用URLです。「送信」ダイアログのリンクタブに表示されるものが回答用URLです。編集画面のURLをそのまま使わないよう注意してください。
iPhoneでのショートカット追加手順
iPhoneのSafariブラウザで野手フォームの回答用URLを開きます(ChromeではなくSafariを使う点がポイントです——ChromeはiPhoneでホーム画面への追加ができないため)。
画面下部中央の共有ボタン(四角の中に上向き矢印のアイコン)をタップします。共有メニューが下からスライドアップして表示されます。
共有メニューをスクロールして「ホーム画面に追加」のアイコン(+マークがついた四角)を探してタップします。表示されない場合は「その他」→「ホーム画面に追加」の順に進みます。
ショートカットの名前を入力できます。「野手入力」「投手入力」「試合結果」のようにわかりやすい名前にしておくと、ホーム画面で見分けやすくなります。「追加」をタップするとホーム画面にアイコンが追加されます。
iPhoneでウェブサイトをホーム画面に追加すると、そのサイトのアイコン画像(ファビコン)がアイコンになります。Googleフォームは紫色のフォームアイコンが表示されます。
3つのフォームが同じアイコンで並ぶと見分けにくくなります。名前(「野手入力」「投手入力」「試合結果」)を工夫してホーム画面で区別しやすくしてください。
Androidでのショートカット追加手順
Androidの場合はChromeブラウザで追加できます。
AndroidのChromeブラウザで野手フォームの回答用URLを開きます。
Chromeのアドレスバー右側にある縦3点のメニューアイコンをタップします。
メニューの中から「ホーム画面に追加」を選びます(Androidのバージョンや機種によって表示名が「ショートカットを追加」の場合があります)。確認ダイアログで「追加」をタップすると完了です。
追加されたアイコンをドラッグして3つのフォームを隣同士に並べると、試合後の入力ルーティンがよりスムーズになります。
チームメンバーへの共有方法
野手フォームはチームメンバー全員が入力するため、メンバー全員のスマホにショートカットを追加してもらうのが理想です。LINEでURLを送る方法が最も手軽です。
「毎試合後の打席入力をより楽にするため、野手成績フォームのショートカットをホーム画面に追加してください📱
【野手成績フォーム】
https://forms.gle/(URLを貼る)
Safariまたはブラウザで開いて「ホーム画面に追加」してください。名前は「野手入力」にするとわかりやすいです。次回試合から試合後にすぐ入力お願いします!」
試合後の効率的な入力フロー
ショートカットが揃ったところで、試合後の理想的な入力順序を確認しておきます。
| 順番 | 入力内容 | 入力者 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| ① | チーム成績フォーム(勝敗・得点・失点・イニング数) | 主将・スコア担当 | 1〜2分 |
| ② | 投手フォーム(登板投手ごとに1回送信) | 主将・スコア担当 | 2〜5分 |
| ③ | 野手フォーム(各選手が自分の打席を入力) | 各選手 | 2〜3分/人 |
チーム成績フォームは5項目だけなので試合終了直後に1〜2分で入力できます。投手フォームも登板ごとに送信で5分以内。野手フォームは各選手が自分で入力すれば主将の負担がほぼゼロになります。移動の車中や帰宅後に入力してもらうのが現実的です。
野手フォームは1選手1回の送信で1試合分の全打席を入力する設計です(第一打席〜第十打席まで1つのフォームに入っています)。打席ごとに別々に送信しないよう、チームメンバーに周知しておきます。
1/25の試合では10名が入力した結果、フォームシートに10行のデータが記録されました。これが正しい状態です。
ショートカットのアイコンをわかりやすくカスタマイズする(Android)
Androidではショートカットアイコンのカスタマイズが比較的自由にできます。サードパーティのランチャーアプリ(Nova Launcherなど)を使うと、アイコン画像を自由に設定できます。野球のボールやバットの絵文字画像をアイコンにすると一目でわかりやすくなります。iPhoneでは「ショートカット」アプリを使うと同様のカスタマイズが可能です(やや手順が複雑です)。カスタマイズは任意なので、名前で区別できれば十分です。
- 3つのGoogleフォームをスマホのホーム画面にショートカット追加するとワンタップで開ける
- iPhone:Safariで開く→共有ボタン→「ホーム画面に追加」
- Android:Chromeで開く→「︙(縦3点)」→「ホーム画面に追加」
- ショートカットに登録するのは回答用URL(「送信」ダイアログのリンクタブで取得)——編集用URLと間違えない
- チームメンバーにはLINEでURLを送り、各自でショートカットを追加してもらうのがスムーズ
- 試合後の入力フローは①チーム成績(主将・1〜2分)→②投手(主将・2〜5分)→③野手(各選手・2〜3分)の順が効率的
- 野手フォームは1選手1回送信で全打席を入力——打席ごとの個別送信はしない
次回予告
次回は「Googleスプレッドシートをスマホアプリで確認する」。Googleスプレッドシートのスマホアプリでどこまでできるか——試合成績の確認・グラフの閲覧・数式の確認など、スマホ特有の使い方のコツを解説します。



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